昨日見たなんとも不思議な夢
セピア色の荒廃した大都会
人のいなくなった街、街頭の電球も切れかかっている、暗い高架下、誰もいない地下鉄
今日は、トラブル続きで非常に疲れた
どうしたら、こんなに災難のように次から次へと悪いことが起きるのか
『何で俺ばっかりが、誰かの仕事のミスをカバーしなきゃいけねえんだよ』、と心底思った1日だった、
もう深夜で人影もほとんど見えない
『やっと帰れる。。。』
いつも通り地下鉄に乗って、帰ろうとした
電車に乗り込むと、俺とホームレスらしき見た目の長髪で、髭も伸びに伸びまくったボロボロの服を身に纏った初老の男の2人
どうやらまた、トラブルだ
電車が動かない
『あと一駅なのに、何でなんだよ』
全く本当についてない日だな、そうつぶやいた
疲れていた俺は、こんなに誰もいない電車なんだからいいやと、座席で横になった
いっそ、ついてない日にあらがうのをやめて、諦めたような気持ちになって、逆に清々しいまであった
すると、誰かが、走ってくる足音が聞こえた
あいも変わらず横になったままの俺は、その方向を顔だけを動かして振り向いた
整備士らしき男が血相を、変えたように、急いで走ってきていた
真面目そうな若めの男だ
その男は、横になっている俺の所に一直線に、走ってくると、何も言わず、俺の背面にあった制御盤のようなものいじり始めた
鈴森と書かれた名札をつけている
すると、すぐに電車に電気が流れたような、電車が動くような音がした、
と同時に
俺の腕に、氷制御といった氷色のような文字が浮かび上って、何だこれはと内心びっくりした瞬間、電車が動き始めた
『お、兄ちゃんやるな』、とつい声が出た
電車が動き出す嬉しさからか、先程の文字の疑問はもうなぜか吹き飛んでいた
すると、その整備士の兄ちゃんはすぐに颯爽と立ち去っていった
どうやら、反対車線の電車に乗り込んだようだ
すごく遠くの行き先まで行く電車のようだ
良く見ると、おっきなスポーツブランドの真っ黒なリュックを背負っていて、作業服に、リュックを背負うなんて、何だか、不自然な兄ちゃんだと違和感を感じた
最寄りの駅に着いた俺は、今日は一度も飯を食べてないことに気がついたが、こんな時間にはどこもやってないと半ば諦めたような気持ちになりながら、牛丼チェーンにはいって、一番安い牛丼をかきこんだ
お腹も満たされた俺は、すぐに家に帰ると、すぐに寝てしまった
翌日目が覚めたら、もう昼過ぎだ、今日は仕事もない
とは言え予定もないんだが、これもいつも通りだ
余りにも暇だし、ちょっと家出て、駅近くにあるコンビニにでも行くことにした
すると、また駅が騒がしい
どうやら、電車のトラブルだ
昨晩もトラブルなのに、今日もトラブルかと思った、俺以外にも続けて災難に、見舞われる人がいるもんだな
少し見に行ってみると、結構大きいトラブルのようだ
電車がどうやら、いつもとは反対方向にしか動かないらしい、
しかも昨日の深夜からずっとその現象が、起きていたようだ
おれの乗った電車にもトラブルがあったが、
あの真面目そうな兄ちゃんが動かしてくれたおかげで俺は帰れた
だが、その後もトラブルは続いていたらしい
やれやれだ
何でこんなことが起きるんだろうな
電車の中では、駅員さんや整備士さんたちが、未だに原因がわからず、慌てふためいている様子が見えた
そこにいた整備士さんに、お節介にも話しかけた
何ともトラブルには首をつっこみたがる男であることは間違いないようだ
『昨日の夜一本だけ電車動いてから、ずっとこの調子なのかい?』と尋ねると、その整備士は、ハッとしたような顔を一瞬したかと思うと、また血相を変えて、俺の方に走ってきた
首をつっこんじまったことを、少し後悔する気分になった、自業自得であることは明白であるのだが
その整備士の男は、昨日の鈴森って名前の整備士と全く同じ作業服だったので、同じところの整備士なんだと思った
こちらに近づいてきた整備士は、俺に尋ねた。
『昨日一本だけ動いたこと、何で知ってるんですか?』
何だこいつは?何を尋ねてきてる。表情に出るくらいの疑問が頭にわいたが、しかたないから、答えてやるかと思った
『その電車に俺は乗ってたから知ってんだよ』
するとまた、その整備士は驚いたような顔をした後、こう話し始めた
『電車はずっと動いていません、昨日の夜からずっと。なぜか、ニ本の電車だけ動き、一本は一区間だけ動いて、その反対方向の一本も動いたのは確認できていますが、それもなぜ動いたのか原因不明です』
『急に、止まってしまって、今は逆方向にしか動かなくなっています』
それを聞いて、俺はますます疑問が増えて、いてもたってもいられないような気持ちになった
『それはおかしいな、昨日の整備士さんはすぐに動かしていたぜ?目の前で配電盤のようなものをいじって一区間動かしてくれたんだ』と目の前の整備士さんたちがまるで無能かのように答えた
全く性格の、悪い男だ、だから、トラブルに巻き込まれるんだと、心底思った
その整備士さんは、それを聞くと、食い入るようにまた、俺に質問をしてくる
何とも関わらなければよかったなと、心底思い始めた
『その整備士はどんな男でしたか?何をどういじったか見てましたか?』と尋ねてきた
俺は、やれやれと言った気分で答えた
『昨日の整備士さんがよ、車両の真ん中あたりにある制御盤をいじったら氷制御って、文字が、俺の腕に浮かび上ってびっくりしたんだよ、確か名前は、鈴森って、書いてたな、もう1人ホームレスらしきおっさんも一緒に見てたから知ってるはずだよ』とそう答えた
その整備士は、それを聞くと、急に納得したような顔をする
『その鈴森ってのは、うちの整備士なんですが、昨晩から急に、姿を見せなくなりました。なぜかはわかりません』
『真面目な奴なんですが、、、あいつ、氷制御をしたのか、あなたのおかげで原因がわかった。ありがとうございます。これで電車を、元に戻せる』と
その整備士は、すぐに、持ち場にもどっていった
それを聞いて、ハッと気づいた
昨日の整備士の兄ちゃんは、電車を元に戻したんじゃなく、電車を、おかしくしたのか
おっきなリュックを背負ってて、何かおかしいと感じてたんだ
そして逃げるように、反対方向の、電車に乗って、どこかに行ったんだと気付いた
何とも不思議な夢で、起きて早々に変な気分させられたので、即座に、スマホのメモアプリに書き込見ました
何でしょうか、この夢は
特に意味のない投稿でした
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